導入例① 全国拠点の工場設備・機器管理の統合における導入と効果
01.背景と課題
保守・保全費用を50%削減したい!
- EXCELによる1500以上の機器、6000点以上にも及ぶ在庫部品の管理が非常に煩雑となっていた
- 情報を分析し、PDCAを回すことができていなかった為、次のような状況を把握できていなかった
- どの設備にどれ位費用が掛かっているのか?
- 各設備にはどのような故障が多いのか?
- 各設備でよく取り替える部品や消耗品は?そのコストは?
- 予防的にどのような保全を行えば故障を減らせるのか?
02.導入の決め手
- 工場拠点毎に対象となるフロア、機器等の情報を階層的に管理、表示、関連付け、追加、削除の管理が自由に行える柔軟性が評価された
- 導入コストが他社パッケージの類似製品より安価であった
03.導入後の効果
- 点検作業履歴・修理履歴等の情報の一元管理により全設備機器にまたがる検索、集計が行え、分析の上、次のアクションに活かせるようになった
- どの機器がどういう状態であるかの把握(どういった故障が多いのか、どの部品の消耗が多いのか等)
- 故障率、在庫需給量の見える化
- 設備機械と場所、修理履歴、保全記録を紐つけて管理、共有でき、関係者全員が利用可能となった
- 保守費用の低減が実現し、稼働率の向上と修理部品在庫量の適正化を図れるようになった
<工場ごとの情報をドリルダウン可能な階層構造にて管理>
- 管理対象付加情報設定:対象の画像を表示
- 管理対象位置情報設定:機器情報と図面の位置情報をリンク
- 操作マニュアル、修繕履歴等の各種ファイルのデータ情報を取り込み
- 自由なデータ・メディア間連携の定義
- 自動報告書作成
- 蓄積データによる分析
Next
・会社合併に伴うデータセンター設備管理統合における導入と効果